高級ほうきのおすすめ10選｜室内・屋外で長く使える国内外の製品を厳選

屋内外を問わず、さまざまな場面で活躍する掃除道具「ほうき」。中でも「高級ほうき」は、素材の質や持ちやすさ、そしてデザイン性まで丁寧に追求されており、実用性と美しさを兼ね備えているのが特徴です。

本記事では、そんな高級ほうきの選び方と、おすすめの10本を厳選して紹介。日本の伝統工芸品から海外ブランドの逸品まで、こだわりの詰まったラインナップを詳しく解説していきます。

機能性だけでなく、見た目にも満足できる「長く付き合いたくなる一本」を、この機会にぜひ見つけてください。

高級ほうきと普通のほうきの違い

高級ほうきは、素材の質感、使い心地、そしてデザイン性において、一般的なほうきとは一線を画します。

以下の表に違いをまとめてみました。

手軽で安価な一般的なほうきも便利ですが、耐久性や使用感に物足りなさを感じることも少なくありません。

一方で、高級ほうきは天然素材を用い、職人の手仕事によって一つひとつ丁寧に仕上げられており、実用性に加えて、美しさや温もりといった「暮らしの質」までも高めてくれます。

掃除道具でありながら、空間にさりげない上質さを添えてくれるのが、高級ほうきの魅力と言えるでしょう。

高級ほうきの選び方6つ

ここでは、高級ほうきの選び方を6つご紹介します。

(1)使用場所で選ぶ

高級ほうきを選ぶ際は、使用場所に合わせて形状を選ぶことが大切です。

屋外で落ち葉や砂埃を掃くなら、丈夫な毛で広範囲を掃ける屋外用がおすすめ。一方、座敷など屋内の繊細な床材を掃くには、柔らかな毛先の座敷ほうきが最適です。

使用場所に適した形状かどうかを確認することで、掃除の効率も美しさも格段に上がりますよ。

(2)素材で選ぶ

ほうきの素材は、耐久性や掃除のしやすさに直結します。素材ごとの特徴は、以下のとおりです。

用途に合った素材を選び、より快適な掃除時間を手に入れましょう。

(3)柄の長さで選ぶ

柄の長さは、掃除のしやすさを大きく左右します。

立ったまま作業したい場合は、腰を曲げずに使える長柄のほうきが便利です。また、狭い場所や階段など小回りを利かせたい時には、短柄や手ぼうきが適しています。

使用する場所や、掃除をする際の姿勢などに合った柄の長さを選ぶことで、疲れにくく効率的な掃除が実現しますよ。

(4)ほうきの幅で選ぶ

掃除の効率を高めるために、ほうきの幅も要チェックです。

広いスペースを一気に掃くなら、幅広タイプが活躍します。一方で、家具の隙間や階段の角など細かい場所の掃除にはコンパクトな幅のほうきが適しています。目安となる幅は、室内用で約20〜25cm前後、屋外用で30cm以上です。

場所に合った幅の商品を選び、日々の掃除をよりきれいに、より効率的に行いましょう。

(5)収納のしやすさで選ぶ

高級ほうきは、素材によって収納環境に気をつける必要があります。

たとえば棕櫚やホウキモロコシ製のほうきは、湿気を避けて立て掛け保管するのが理想です。一方、化学繊維製は、屋外で保管も可能で、収納場所は選びません。

高級ほうきを選ぶ時は、吊り下げ穴の有無や立てかけやすさなど、素材に合った収納がしやすい設計であるかにも注目することが大切です。

(6)セットかどうかで選ぶ

高級ほうきを選ぶ際は、ちりとりなどがセットになっているかもチェックポイントです。

専用のちりとりが付属していると、ゴミをスムーズに集められ、見た目にも統一感がでます。また、室内用と屋外用の2本セットなど、用途別にアイテムが揃っている商品も便利です。

トータルで掃除環境を整えたい人は、セットタイプかどうかも重視して選びましょう。

高級ほうきのおすすめ10選

ここからは、高級ほうきのおすすめ10選をご紹介します。

(1)山本勝之助商店 かねいち「9玉長柄箒 最高級鬼毛巻き」

山本勝之助商店 かねいちの「9玉長柄箒 最高級鬼毛巻き」は、和歌山の熟練職人が手作りする棕櫚ほうきです。

希少な棕櫚の鬼毛繊維が使われているため適度なしなやかさとコシがあり、畳やフローリングを優しくしっかりと掃けます​。天然の油分の作用で埃が舞い上がりにくく、使うほど床にツヤが出るのも特徴です。

長く使える畳やフローリングに適した高級ほうきをお求めの方におすすめですよ。

(2)高倉工芸「小箒 漆柄」

岩手県九戸村の高倉工芸が手がける南部ほうき「小箒 漆柄」は、美しい見た目が印象的な小型ほうきです。

持ち手は漆塗りで仕上げられており、滑りにくさと持ちやすさが追求されています。穂先には「縮れ」と呼ばれるカールした植物繊維が使用され、細かな埃や糸くずまでまとめて絡め取ってくれます。

小回りが利く実用性とデザイン性を兼ね備えた高級な一本を持ちたい方、必見です。

(3)まごころ工房 棕櫚の郷「本棕櫚箒 まごころ半柄」

まごころ工房 棕櫚の郷の「本棕櫚箒 まごころ半柄」は、全長約88cmの半柄のアイテム。

片手でも扱いやすく、階段や部屋の隅など細かい場所を軽やかに掃除できます​。細かな繊維を職人が丁寧に束ねた穂先は、やわらかくコシがあり、床を傷つけることなく綺麗にできます。

伝統製法で作られた、丈夫で長持ちする高級ほうきをお探しの方に最適です。

(4)白木屋伝兵衛商店「長柄11玉 串型」

江戸ほうきの老舗・白木屋傳兵衛商店の座敷ほうき「長柄11玉 串型」は、上質なホウキモロコシ（ほうき草）を素材に用いた逸品です。

軽く掃くだけで埃をサッと集められるほか、掃いた床や畳にツヤを生み出します。「串型」と呼ばれる伝統的な編み方により、厚みを抑えて重心を柄に集めているため、穂が折れにくい丈夫なつくりです​。

力を入れずしっかり掃ける、頼れる一本がほしい方は、ぜひ購入してみてください。

(5)SMART（スマート）「ダストパンセット」

SMART（スマート）の「ダストパンセット」は、北欧スウェーデン生まれのおしゃれなほうき＆ちりとりのセット。

持ち手には無垢のブナ材を贅沢に使用し、インテリアに馴染む洗練されたデザインに仕上げられています。薄いスチール製のちりとりは軽さと丈夫さが特徴で、長持ちするのが魅力です。

玄関や部屋のちょっとしたゴミを手軽に掃除できる、実用性とデザイン性を兼ね備えた一本をお探しの方にぴったりですよ。

(6)山本勝之助商店「5玉手箒 最高級鬼毛」

山本勝之助商店の「5玉手箒 最高級鬼毛」は、希少な棕櫚の鬼毛繊維を厳選して束ねた最高級ほうきです。

穂先は柔らかすぎず適度なコシが保たれているため、畳やフローリングなど様々な場所を掃くことができます。柄が短めで軽量なため、扱いやすく、玄関や家具の下など細かい場所の掃除にも活躍してくれる一本です。

コンパクトながら高い掃除性能を持つ人気商品を使ってみたい方、必見ですよ。

(7)高倉工芸「和洋服箒 レザー」

高倉工芸の「和洋服箒 レザー」は、洋服や和装についた埃やペットの毛を払い落とす衣類用の小ほうきです。

特徴は、カシミヤセーターや絹の着物の手入れにも使える柔らかな穂先​。縮れ繊維が埃を絡め取り、生地の毛羽立ちも整えてくれるので、お気に入りの服を傷めずにお手入れできます​。持ち手は本革巻きで、使い込むほど手に馴染み、上品な風合いが増しますよ。

衣類のお手入れ用のほうきをお求めの方に、ぜひ購入していただきたい商品です。

(8)Pocke（ポッケ）「黄金ホウキ」

Pocke（ポッケ）の「黄金ホウキ」は、縁起の良い黄金色の穂が目を引く、北欧風デザインの室内用ほうきです。

長柄タイプで全長約99cmでありながら、とても軽く、掃除中に腰への負担がかかりにくい設計になっています。天然素材が使われるやわらかな穂先は、ゆるやかな曲線状になっており、一掃きで効率よくゴミをかき集められます。

インテリア性と機能性に優れた自分用の高級ほうきを持ちたい方におすすめです。

(9)FRITZE（フリッツェ）「ガーデンブラシ」

「ガーデンブラシ」は、ドイツのブランド・FRITZE（フリッツェ）が販売する高級ほうきです。

50年ほど前から作られている庭掃除用の大型ほうきで、ブラシ部分が湾曲した独特の形状が特徴。約43cmとワイドな幅をもち、落ち葉や土砂を一気に掃き集められるため、芝生やレンガ・石畳の掃除に最適です。

耐水・耐腐食性に優れた屋外用の一本をお求めの方は、ぜひ購入してみてください。

(10)高田耕造商店「しゅろのやさしいほうき 5玉 焼檜柄」

高田耕造商店の「しゅろのやさしいほうき 五玉 焼檜柄」は、細くしなやかな棕櫚ほうきです。

埃を立てず、なおかつ畳やフローリングを傷つけることもなく、部屋の隅々まで掃除できます。長めの焼き檜製の柄は、軽さと丈夫さが魅力。静かでやさしい使い心地と、丈夫で長持ちする耐久性を追求した一品です。
長く使える棕櫚の高級ほうきをお求めの方、必見ですよ。

長く使える高級ほうきで掃除を楽しもう

高級ほうきには、有名なブランドの商品や伝統工芸品など、圧倒的な存在感を放つ商品がたくさんあります。これらの商品は、掃除のしやすさはもちろんのこと、素材や収納の利便性、デザイン性などにもこだわられており、お気に入りの一本を持っておけば、長く愛用することができます。

ぜひ本記事でご紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、掃除の時間を楽しくしてくれる高級ほうきを見つけてみてくださいね。